メモ

2005年はアインシュタイン没後50年となる。この天才が後半生を費やしながら遂に実現できなかったのが、重力と電力・磁力を共に説明できる統一理論であった。そして今アインシュタインの遺志を継いだ科学者たちは、その後原子の内部で見つかった2種類の力を加え、宇宙に存在する4種類の力の関係を解き明かす「M理論」を生み出し、証明するための実験に乗り出している。最新の理論によると宇宙は、11の次元を持つ極めて小さな膜の集まりだという。番組は、物理学者でありながら演劇を学んだ経験を持つブライアン・グリーン コロンビア大教授がキャスターとして華麗なCGのなかを駆け巡り、数式をまったく使わずに最先端科学が明らかにしつつある驚異の宇宙観を伝える。グリーン教授による同名のベストセラーをもとにした本作は、アメリカの公共放送PBSが30年目の節目に制作した超大作である。
Elegant Universe(原題)
制作:アメリカ/2003年

板倉さん(id:ita)が好きそうな番組なのでメモがてら残しておくことにする。